ご挨拶

大会長 窪田 將司

 第49回日本体外循環技術医学会大会

 大会長 窪田 將司Shouji Kubota

    (市立旭川病院 臨床工学室)

このたび、「第49回日本体外循環技術医学会大会」を2024年10月12日(土)~13日(日)の2日間、アートホテル旭川において開催させていただくこととなりました。体外循環に携わるPerfusionistとして大変光栄に感じておりますとともに、その責務の重大さに身の引き締まる思いです。このような名誉を与えてくださいました会員の皆様に心より感謝申し上げます。

本大会のテーマは「温故知新 ~基礎への回帰、さらなる極みへ!!~」としました。今一度、先駆者たちの地道な努力や経験の積み重ねとともに土台を固め、いかなる変化にも柔軟に対応できる確固たる知識・技術を持つことが重要と考えております。これに加え、時代の変化や新たな手法を取り入れることで、先進的な医療を患者様に提供していくことも重要です。これまでの成果に満足することなく、常に向上心を持ち続け、新たな高み・極みを目指す姿勢を持って困難に立ち向かうことで、未知の領域に到達できるよう臨みたいという思いで決めさせていただきました。

本大会は、会員のみならず医師やメディカルスタッフ、企業の方々も参加しております。そこで、最新の技術や成果について、情報交換を行いながら、知識と技術の底上げに繋げ、新たなアイディアや才能の発掘を促進する場としたいと考えております。

一方で、北海道は紅葉も深まり味覚の秋にあたります。旭川は内陸ですが、日本海、オホーツク海の海産物が集まり、海の幸、山の幸などが楽しめる地域となっております。会期の翌日10月14日(月)はスポーツの日の祝日となりますので、是非、この時期の北海道をご堪能し、ごゆっくりして頂けますと幸いです。

最後になりますが、北海道の北部に位置する旭川までご足労いただくということで、ご不便をお掛けすることもあるかと思いますが、皆様と共に「温故知新 ~基礎への回帰、さらなる極みへ!!~」をテーマに晩秋の旭川で熱い議論ができますよう、多くの皆様のご参加、素晴らしい演題のご応募を何卒よろしくお願い申し上げます。また、多くの方々のご協力とご支援のもとに、この大会を開催することができますことを運営スタッフ一同、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。